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原付じゃ戦えんかったのだわ

まじでまずは呼吸なんですよ。

どうも、ガラです。
バイクっていいですなぁ…
おにぎりもってツーリングとかさ…(いきなり脱線)


さて、声と呼吸の関係性について
あなたはご存じでしょうか。

これは何度も何度も
伝えなきゃいけない事なのですが…


呼吸は声の源泉であり生命線。
ちょう大切。
つーかもう命。
なんなら呼吸しなかったら死ぬ
(いや、そりゃそうですけど。。。)

実際問題として、
呼吸をシカトぶっこいて声に注力するのは、
高速に原付で乗り入れる位に困難なのである。
(つーか違法なので入り口で排除の後に粛清されます)


はい。

今回はそんな声と呼吸の関係性について
お話ししていきます。


呼吸のブラッシュアップ無しに声をなんとか
しようとすると、下手したら声帯に負荷かけて
痛めたりするので、しっかり読んでがっつり
認識していただければと思います。

声は何処からやってくる?



なんとな~くですよ?
声というと、喉や声帯で何とか
なる気もしちゃいませんか?

僕も昔はそんな感じでした。

なんせ声をつかさどる帯(おび)であるからしてな。


ですが、声帯の役目は究極

「ただ鳴るだけ」

だったりするのです。

「楽器」としての性質は違うものの、
太鼓なら、打面の皮の部分。
弦楽器なら弦。

とはいえ、
声の構造は笛的でありますから、
ここでは国民的笛であるところの
昔懐かしリコーダーで考えてみましょう。

人の声帯は、
リコーダーでいうなら
窓と呼ばれる穴の開いた部分。
(指でおさえる部分じゃないよ)

しかし、先ほども申しました通り、
それら単体では何も成せはしません。

まずは音を先導する空気の流れ
が無ければなりません。

それをつくるのが呼吸。

全ては呼吸の下に…

呼吸による単なる空気の流れが、
声帯を通る事で「音」となるのです。

そして、鳴った音を上体を中心とした
体の色々な部位を使って共鳴させていく
事で、喉で鳴った音は初めて「声」となるのです。

だからこそ呼吸が無きゃ始まらないし、
呼吸がしっかりしなきゃ
皆に届く大きな響きや
心に響く様な共鳴は起こせないんですよね。

鳴りが、響きが足りねぇんだ…

ようは車の排気量なんよ

大きな声、通る声、元気な声。他他他。

それぞれ、色んな声の表現ってあります。

でも、総じて言える事があります。

小さな排気量で無理するよりも、
どっしりとゆったりと、
安定している方が色々な面で良いのです。

例えば、空気量の
余裕の無さは表現力の乏しさや
不安定さとなって現れます。

声の安定は、精神的な安定や
信頼感となって相手に伝わってしまう
ものでもあります。

安定感の無さは細やかな表現を
不安定の中に埋もれさせてしまいもするのです。

なので、まずは安定して量を確保
せねばなりません。

ですが、
それにはまずはゆとりを持った呼気の量を
確保する方法論が必要。

付け焼刃ではなく、根幹的な対処をする必要があります。

例えばそれは原付バイクから中型~大型バイクに
乗り換えるような、そんな変化が必要です。

原チャリ(50㏄)で
デカい排気量のバイクに挑むのは、
それは勇気ではなく蛮勇的であります。

小さいおにぎりは大きいおにぎりに勝てないのです…

よく聞くアレをしよう

はい、もはや引きにもならない引きですが、
そうです、アレ。
まずはそう、「腹式呼吸」をしましょう。

多くの人が無意識に行っている胸式呼吸と、
横隔膜を駆使した腹式呼吸では、
その呼吸量は3倍~5倍もの違いがあると
されています。

つーか5倍の物量は努力とか気合を
無効化するに等しい差なので、
やればやるほど、
「あ、これは胸式じゃ無理だわ…」
ってなってきます。笑
なのでご安心?を。

腹式呼吸を体得し、生活に染み込ませて
呼吸「量」というリソースを
安定的に確保する。

そしてそれを声帯に供給して
身体という共鳴装置を使って拡散するのです。

まずは声帯を通わす声の素地、
つまりは空気の量を確保するのが
本当に本当に大切なんですね。

もう、ここは正攻法しか勝たんのですよ。

とはいえ…

「そもそも腹式呼吸ってどうやんの?」

という方も多い事でしょう。
僕も最初はそうでしたからね。

腹式呼吸の詳細は次回の記事で
お伝えしますので、今回は
胸式呼吸と腹式呼吸の圧倒的差を
ご理解いただければと思います。


それでは腹式呼吸の基礎実践編、
楽しみにしておいてください。

p.s. 基礎が有るという事は、
その向こうが有るということ。
その深淵は何れまた段階を経てお伝えしていきましょう。

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