MENU

イングリッシュ○○○さんの声について考えてみた

先日のセッションの際に、
著名な発信者の方の声が話題に出ました。

その発信者さんの声が、とても聞きやすくて、
すすっと最後まで聞いてしまうとの事。


なるほど。

じっさいその方って、
そもそもめちゃめちゃ練り上げて
動画コンテンツを作られる方なので、
それで見てしまう面もあるでしょう

ですが…
確かに僕自身としても、
声という側面でも好印象が残っていました。

あらためて僕も、じっくり聞いてみたくなりました。


ちなみにその発信者さんとは、
英語発信での発信で有名な
イングリッシュおさるさん。


言わずと知れた超有名発信者ですね。

という訳で、イングリッシュおさるさんの動画、
声という側面であらためてじっくりどっぷり
拝見させていただきましたので、
今日はそれについて綴っていきます。

この文章を読むことで、落とすことの出来ない
声の重要ポイントをしっかり認識してもらえればと思います。

やっぱその辺が腹落ちすると進歩も早いですし、
理想の状態に向かって迷いなく
進めるようになりますからね。

という訳で、あらためて声に着目して
聴かせていただいたのですが…


やはり基本的な声の安定感がとても
しっかりされてます。

見事な安定感です。

おそらく、英語の発音が
基礎のベースとして
大きく作用しているのでしょうね。

その上で響きや間、
スピード感等の総合的な抑揚を
駆使しておられる印象です。


もちろん、大前提としてとても
練り込まれた動作を作られる方です。

それに声がかけ算的に作用して、
しっかりと最後まで飽きさせず、
疲れを感じさせずにみられる感じですね。


それから、話すリズムがとても心地いいですね。

おそらくここはけっこう
意識されているのではないかと感じます。
(編集でのカットもありますが、
センテンス内でのリズムの取り方も心地いいです)


ひとつ動画で抑揚の例を上げてみますね。

https://youtube.com/watch?v=cEIm8MxfgMs&t=310s

からの部分で、≪言いたい事≫の前に
抑揚の変化を入れ込んでいます。
(変化自体はそれほど強いものではありませんが、
受け手として気持ちが盛り上がってくる感覚があります)

≪なぜの提示と、具体例を提示≫
「なぜならそれを行うことで」
「その単語を使わないで説明しなといけないので」

↓この部分はトーンを変えています。重厚なトーンですね。
「いかでも言い換えをしなければいけません」

≪引き、溜め + ぱっとトーンを明るくすることでラストへの引付をする≫
「でもそれこそが」

≪言いたい事≫
「最短で英語を話すたったひとつの方法です」

僕はこんな感じに捉えたりしました。

直近の動画(上記は2020/03/11なので、結構前ですね)
も見てみましたが、さらに磨きがかかっている印象です。

全体的にトーンも明るくなっていますね。

https://youtube.com/watch?v=POJGXkXAFLk

冒頭辺りの(28秒当たり)
「でも不思議じゃないですか?」で、
すっと響きを変える流れからの問題提起が印象的でした。

このテンションと濃度で、
しかもこの尺で最後まで行くのは凄まじすぎますね。

あらためまして、内容はいわずもかなですが…

その上で、声という側面でもきっちりかっちり
されている。

声という自分のリソースをしっかり活用して
コンテンツの魅力を十二分に発揮されているんですね。


だからこそ、
いろいろな発信者さんが注目される
のも当然といえるのかもしれませんね。

高いレベルが、声でも発揮されている。


根底にあるのは基礎の力。

声という観点でいうならば、
つまりはしっかりとした呼吸と、
それを駆使してしっかり響かせる事なんですよね。


基礎がきっちりしていると、
応用も聞きますからね。

そしたらやっぱり強いし、
それが結局一番近道なんですよね。


目次
閉じる